3月7日(金)。
本日、doudou は、仕事を休みました・・・。
とは言っても、病気とかじゃなくて、休暇をとったんです。
去年、日本駐在からパリ本社に戻ったので、バカンスが今年6月までない・・・と言ってたのに、
(パリ本社勤務再開にあたり、休暇の計算が、ゼロからやり直されるため)
「なんで?」と思った私、doudou の会社の休暇について、この際、ちゃんと理解しとこーと思って、色々と聞いてみました。(フランス企業 と 日本企業は、休暇の概念が違うしねぇ・・・。)
私自身の備忘録とするためにも、簡単に記してみます。
まず、基本的にあるのが・・・
①Congés Payés (CP)・・・有給休暇 (25)
②Réduction du temps de travail (RTT)・・・労働時間短縮 (12)
そして、会社によって有無が異なるらしいけど・・・
③Récupération Heures Supplémentaire・・・残業時間の埋合せ (18+ユーロ)
④Congés Exceptionnels・・・特別休暇 (4)
⑤Heures Compensation・・・勤務時間の埋合せ
・・・doudou が書いてくれたメモを見ながら復習してみたけど、やっぱり、なんか複雑・・・。(汗)
フランスには、"週35時間労働制" という法律があって、
doudou の会社は、それに基づいて かなりキッチリと休暇が取れるみたいです。
doudou の実家は、農業、私の実家は、自営業・・・ということもあって、
私達は、子供の頃に、休暇で家族長期旅行に出かける・・・という経験があまりなかっただけに、
会社勤めの人に対する手厚いフランスの休暇制度は、嬉しく思ってます。
(その分、doudou の仕事は激務やけど・・・(涙))
というわけで、本日、利用した休暇は、③Récupération Heures Supplémentaire。
パリ本社勤務復帰後の3ヶ月間分が計算され、その後、2ヶ月間で人事部の確認・承認作業がされ、やっと、5ヶ月目にして、この休暇を使うことができるようになったらしく、
最近、お疲れモードのdoudou は、日頃を疲れを癒す為、今回、利用することにしたみたいです。
お金のことに関して、本当~に疎い私 とは大違いの doudou。
この日、ちゃんと、銀行とアポイントメントをとって、将来経済設計プランを実行。
アポイントメントをとったのは、"Caisse d'épargne" という銀行。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、フランスには、【Le Livret A (非課税貯蓄性普通預金)】 という
年間報酬 3.5% という すっばらしい貯蓄プランがあるのですよ!
以前は、年間報酬 3.0% だったけど、今年2月から 3.5%に引き上げられたとのこと。
日本の普通預金の金利は、0.02% とか、
0.03%とかですよね?(多分)
なんなんでしょう?このパーセンテージの違い。
ちなみに、このプラン、上限預金金額が、
15,300ユーロ≒245万円 と決められてます。
そうじゃないと、皆、ここに全財産 預けちゃうでしょうからねぇ・・・。
とりあえず、doudou と 私の分で 2口開設したので、今後の貯金増加が楽しみ。
現在のところ、フランスで 【Le Livret A】 を取り扱っているのは、
"Caisse d'épargne"、 "la Banque postale"、"Crédit mutuel (呼名:Livret Bleu)"。
詳しくは、各銀行に お問合せ下さいませ・・・。(汗)
《追記》
【Le Livret A (非課税貯蓄性普通預金)】 の年間報酬 が、
2008年 8月1日より、
3.5% → 4.0% に引き上げられました。